介護脱毛は必要?メリット・デメリットや注意点を徹底解説!

2024.03.06

みなさんは介護脱毛という言葉をご存知ですか? 

今回は、「介護脱毛ってなんなの?」という疑問から、介護脱毛のメリットとは?
デメリットはあるの?
という疑問を解決するために、介護脱毛について解説してみます!

脱毛技術が進む近年、少しずつ見かける機会が増えてきた介護脱毛について知り、
自分が介護をする時のためにも、将来自分が介護を必要となった時のためにも
是非参考にしてみてください!

介護脱毛とは?

介護脱毛とは、「介護が必要になった時のためにアンダーヘアーを脱毛すること」
介護脱毛と言います!

老後のことを考えはじめる、40代〜60代の方で介護脱毛を検討する方が増えています!

2016年から2017年頃に介護脱毛という言葉が生まれた時は、主に女性が介護脱毛をすることが
多かったようですが、近年では男性が介護脱毛することが増えてきているようです!

 必ずしも必要ではない

介護脱毛は近年注目されてきているものですが、将来介護を受ける可能性がある方が、
必ずしなければならないというものではありません。

介護脱毛を将来の準備に含めるかどうかは、個人の気持ちや考え方によって決断しましょう。

介護脱毛にはもちろんですが費用もかかりますし、痛みもある施術です。
しっかりと考えてから施術しなくて後悔した、ということにならないようしっかりと
下調べをして自分の考え方と気持ちとマッチするかを考えてから判断することをおすすめします。

 需要は増えている

では、介護脱毛の需要は増えているのでしょうか?
介護脱毛という言葉は2017年頃に生まれた言葉で、その需要は年々増えているようです。

介護脱毛という言葉が生まれた頃は、施術する方は女性が多かったようですが、
2022年には男性が施術を希望することも多くなったようです。

また、「介護をしてくれる人に負担をかけたくないため」介護脱毛をするという考え方から、
最近は「自分らしい将来を送るため」という考えも広まってきているようです。

介護脱毛という言葉が生まれる以前から、アンダーヘアーの脱毛を希望する方は
どんどんと増えているようで、40代の女性がアンダーヘアーの脱毛を契約する件数は、
12年間で60倍以上になっているというデータもあるようです!

介護脱毛のデメリット

女性、男性を問わずに需要が増えてきている介護脱毛ですが、自分自身のためにも、将来、
自分の介護をしてくれる人のためにも、しっかりと考えて判断したいですよね。

将来のためにとはいえ、メリットとデメリットをしっかりと比較したい方など、
介護脱毛について詳しく知りたいという方にメリットとデメリットについてまとめましたので、
是非参考にしてみてください!

 脱毛時の痛みがある

介護脱毛のデメリットの一つは脱毛時の痛みがあるという点です。

脱毛にはおもに「光脱毛」と「レーザー脱毛」という2種類があるのですが、光脱毛では数年後に
再度、毛が生えてくる可能性があります。
ですので介護脱毛では再度毛が生えてきにくいレーザー脱毛が推奨されています。

脱毛に痛みはつきものというイメージがありますが、介護脱毛を行うアンダーヘアー(VIOライン)の
毛は太い場合が多く、太い毛を脱毛する場合は痛みが増える傾向にあります。

冷却ジェルを使って痛みを麻痺させて施術することが多いですが、それでも痛いと感じる方が
多いようです。※個人差があります。

介護脱毛を検討する際には、施術する病院やクリニックに「痛い」と言える雰囲気があるか、
痛いと感じた時に冷却ジェルやレーザーの調整をしてもらえるのか、
事前に相談と確認をして決めたほうがよさそうです。

 施術中に見せなくてはいけない

介護脱毛は下半身の毛を脱毛するので、もちろんですが施術中には自分のデリケートゾーンを
見せなくてはなりません。恥ずかしいと思う方が多いと思います。

「毛深いと思われていないかな」「ぜい肉がのっているな」「臭くないかな」と
心配する方のほうが圧倒的に多いと思います。

しかし、施術中は全裸で恥ずかしい部分が丸出し、というわけではありません。
病院やクリニックが用意したガウンやタオル、紙ショーツなどを利用することが多く、
レーザーを照射する部分だけを露出し、その場所をずらしながら施術するところが多く、
常に丸見えなどはないように配慮してくれることが多いようです。

また、施術を担当するスタッフは医師や看護師が多くプロとして施術し集中しているため、
余計なことを考える暇もないという方も多いようです。

 前の状態に戻せない

光脱毛の場合は、しばらくすると再度毛が生えてくることがあると記述しましたが、
介護脱毛は主にレーザー脱毛で行われます。

レーザー脱毛のメカニズムは、黒色に反応するレーザーの特性を利用し、毛が生えてくる細胞、
「毛根細胞」に熱を与えて破壊する脱毛方法となります。

「永久脱毛」になりますので、完全に破壊された毛根細胞からは毛が生えてくることはありません。
実際に施術に入る前に、全て脱毛するのか、ある程度毛を残すのか、しっかりとカウンセリングをして決めましょう。

介護脱毛のメリット

ここまで、介護脱毛のデメリットについて説明しましたが、ここからは介護脱毛のメリット
について説明していきます!

デメリットを呼んで不安になった方や、やっぱり介護脱毛についてもっと知りたい、
もう一押し背中を押してほしいと思っている方は、是非介護脱毛のメリットを読んで、
総合的な判断をご自身でしていただければと思います!

 排泄介助がラク

介護脱毛の大きなメリットの一つは、排泄介助をする時に拭き取りが楽になるという点です。

排泄介助の際に、アンダーヘアーが多いと排泄物の拭き残しが増えます。
介護をする側は、拭き残しがあると不衛生になるほか、ただれたり痒みがでないよう
丁寧にしっかりと拭き取らなければなりません。

その分、排泄介助の時間も増え負担もふえてしまいます。
介護脱毛で毛がない状態や少ない状態にしておくことで拭き取りが楽になりトラブルが
減る他、肌に異常が出た時に早期発見しやすいため重度化する前に防ぐことにも繋がります。

 清潔に保てる

前述でも少し触れましたが、介護が必要になった際、排泄物が毛に絡まり残ってしまうと
肌トラブルに繋がります。また、菌やウイルスなどが陰部に残ってしまうということは
尿道などから体内に侵入し、感染症になることも少なくありません。

また、トイレでの排泄が難しくなり、終日おむつを装着して過ごす場合、おむつ内の蒸れや
不快感と付き合っていかなければなりません。

介護脱毛で毛がない状態や毛が少ない状態にしておくことで、通気性がよくなり、
おむつ内の蒸れも軽減するでしょう。

おむつ内が蒸れにくいということは、清潔を保って雑菌の繁殖が減るというメリットの他、
自分自身のストレスを軽減するメリットや、毛に絡まった排泄物や発汗による悪臭の
軽減にもつながるというメリットがあります!

白髪になってからの介護脱毛はできない

介護脱毛の注意点として、見逃してならないのは白髪に介護脱毛はできないという点です。

これは、年齢によるものや細胞の状態が関係しているわけではなく、レーザー脱毛という
技術のよる注意点なのです。

レーザー脱毛は、黒色に反応するという特性を利用して、細胞を破壊する脱毛です。

これは、毛の黒色であるメラニン色素に反応するという技術で、メラニン色素の少ない
白髪には、この技術は反応しなかったり、効果が薄くなってしまう可能性があるのです!

介護脱毛と聞いて、「介護が必要になってからでいいや」「自分の年齢にはまだ早い」
と考えている方は要注意です。

現に、日本では65際から高齢者という定義がある中、
「介護脱毛を検討している」「介護脱毛を実際にした」という方は40代が多いようです。

まとめ

今回は「介護脱毛」について紹介しました。介護脱毛とは?という基本から、
需要が増えているのか、メリットとデメリットは?という点までご紹介しました。

介護してくれる人の負担を減らすためにも、介護が必要になっても自分らしく生きるためにも、
介護脱毛を含めて下調べと準備をしていくことは、少子高齢化が進む日本に
おいて、今後、必須になってくることかもしれません。

介護脱毛をするかどうかは個人の意思や考え方によって判断されるものです。

介護脱毛をするにしても、しないにしても、自分の将来のことは自分で意思決定をして、
最後まで自分らしく人生を謳歌しましょう!

お役立ちコラム一覧へ戻る