朝晩は涼しい風が吹くようになりましたが、日中はまだ暑さは厳しい日が続きます。
これまでの暑さで、体内は感じる以上に疲れています。
お肉を食べて疲労回復をしようとする方も多いと思いますが、
お肉中心の食生活は、疲労回復には実はあまり良くないのです。
疲労回復には、発酵食品をしっかり取り入れましょう。
最近は夏でもすっかり馴染みになった「甘酒」。一般的には冬の飲み物というイメージでしたが、江戸時代には夏バテ防止のために、売り歩く甘酒売りが増えたそうです。
効果としては、飲む点滴と言われるほどアミノ酸やビタミンB群などが豊富です。
酵素で分解されているため素早く腸で栄養を吸収、素早くエネルギーになる利点があります。
今回は、甘酒を入れたスムージーをご紹介します。
「甘酒スムージー」(2杯分)
【材料】
甘酒100ml、豆乳100cc、パセリ2本、小松菜100g程度(1袋の1/3程度)、バナナ1本、無糖ヨーグルト50g
【作り方】
①パセリ、小松菜を水で洗い、水気を切ったら、適当な大きさに切る。
②全ての材料をミキサーに入れたら出来上がりです。
生野菜やフルーツをたっぷり摂れるスムージーは栄養素を効率よく摂取できますね。
パセリは鉄分豊富で貧血予防に効果が期待できます。小松菜はビタミンCに加え、野菜の中でも歯や骨のためにカルシウムが豊富です。バナナは疲労回復効果、ヨーグルトは整腸作用があります。
上記材料のほか、夏バテ防止効果があるパイナップルや、疲労回復効果があるアボカドなどアレンジして、美容と健康のために楽く続けてくだい。
*1日の始まりの朝食に飲むと、エネルギーになるのが早いのでおすすめします。
*バナナは体の熱を取り除くので、残暑厳しい今の季節にもぴったりです。
国際中医薬膳管理師 桑原祐美
薬膳のプロフェッショナル「国際中医薬膳管理師」の資格を活かし、リエイの介護事業の薬膳監修を始め、薬膳料理教室「花凛」の主宰、北京中医薬大学日本校の登録機関として活動されています。教室には口コミにて千葉・東京・埼玉などから生徒が集まり、料理を教えるだけでなく、薬膳アドバイザーや中医薬膳指導員を多く育てています。