足の形の種類は3種類!特徴や靴選びのポイントも詳しく紹介

2024.09.18

人によっていろいろな足の形がありますが、健康は足元から、と言われるように、
足の調子が良いときは、身体も軽くメンタルも整っていきます。
自分の足の形に合った靴が見つけられないと、痛みや変形が発生します。

足の形の種類と特徴、そして、性格診断まで、自分の足の形を知って、
自分に合った靴の選び方のポイントを詳しく紹介します!

足先の形で分類できる!足の形の種類と特徴

足先の形で大きく型を分けると全部で5種類になります。
このうち、日本人に多い下記の形を解説しましょう。

  • 日本人の割合が多い「エジプト型」
  • 人差し指が長い「ギリシャ型」
  • 親指から薬指までほぼ同じ長さの「スクエア型」

 日本人の割合が多い「エジプト型」

エジプト型は日本人に最も多いタイプで、約70~80%がこのタイプの人だといわれています。
母趾(親指)がいちばん長いのが特徴で、次に人差し指、中指、薬指、小指と順番に短くなっていく
特徴があります。
5本の指に力を入れやすく、安定感がありますが、外反母趾になりやすいので注意が必要です。

◆エジプト型の性格診断◆
・感情を優先するロマンチスト
・順応性が高く人当たりがソフト
・集中力に欠ける一面もある

 人差し指が長い「ギリシャ型」

日本人の約20〜25%がギリシャ型で、親指よりも人差し指が長い形状です。
人差し指がいちばん長く、つま先がとがっているような形です。
足幅が狭くなりやすいので、不安定な印象がありますが、踏み返しが力強く瞬発力を出しやすい
といえます。
魚の目に悩まされやすいため、指先に無理な負担をかけないことに注意が必要です。

◆ギリシャ型の性格診断◆
・リーダータイプ
・才能、想像力が豊か
・わがままで「我が道を行く」タイプ

 親指から薬指までほぼ同じ長さの「スクエア型」

日本人の約5%がスクエア型と言われています。
親指から小指までが、ほぼ同じ長さの足指の形で、前方に向かって広がるような形になり、
前方が四角(スクエア)のように見えます。
地面をつかみやすく、安定度が高いのが特徴で、他の足の形と比べると指への負担は少ないですが、
指の間に魚の目ができやすいので注意が必要です。

◆スクエア型の性格診断◆
・慎重で忍耐強い
・シャイで素直
・自己評価が低くくじけやすい一面もある

靴選びの参考になる足の形の種類!

自分の足の形を知っておくと、試着するために靴を選ぶときの参考になります。
また、形状が合わないものを選ぶと、足のトラブルにつながります。
下記に、足の形のつま先から、靴選びのポイントを解説します!

 エジプト型に合いやすい靴

エジプト型のつま先に合う靴の「トゥ」は、つま先全体的になだらかなカーブの靴がおすすめです。
エジプト型の場合、親指が一番長いので、あまり先の細い尖った靴を履き続けると、
親指が人差し指側に寄ってしまい、外反母趾の原因にもなります。

◆ラウンドトゥ:先端が丸くなっていて、最もポピュラーなトゥの形で、丸みが緩いものほど
カジュアルな印象になります。
他に◆オブリークトゥ◆ロングノーズ・ラウンドトゥもおすすめです。

 ギリシャ型に合いやすい靴

ギリシャ型のつま先に合う靴の「トゥ」は、つま先が細くなっているタイプです。
ギリシャ型は、人差し指が特に長いので、必ず人差し指に合わせてサイズ選びをすることが重要です。
他の指に合わせてしまうと、靴の中で人差し指が曲がってしまいます。

◆ポインテッドトゥ:ポインテッドには「鋭い、尖った」という意味があり、その名のように、
つま先が極端に尖ったデザインです。
他に◆アーモンドトゥ◆セミスクエアトゥもおすすめです。

 スクエア型に合いやすい靴

スクエア型のつま先に合う靴の「トゥ」は、つま先が四角型になっている靴です。
もし、丸みのあるつま先の靴を選びたいときは、コロンとした大きなカーブを形取っているものが
良いでしょう。
◆スクエアトゥ:スクエアトゥとは、つま先が鋭角にカットされた形の靴の総称で、先端が
丸いものから四角いものまで形状は様々です。
足先がやや広く、履いてもつま先があまり痛くならないというメリットがあります。
他に◆ラウンドトゥもおすすめです。

足の形以外にも靴選びでチェックしたいポイントとは

靴を選ぶ時は、足の形以外にもチェックしておきたいポイントがあります。
下記の靴選びの基本を解説していきましょう。

  • 足幅が合っている靴を選ぶ
  • サイズの合う靴を選ぶ
  • かかとにフィットする靴を選ぶ

 足幅が合っている靴を選ぶ

足の健康チェックのひとつに、「五指すべてが床についていますか?」という項目があります。
足幅が合っているかどうかは、靴選びの重要なポイントになります。
足幅とは、親指の付け根から小指の付け根までの長さを指し、足幅に対して靴の一番広い
部分の幅が狭すぎると、足に負担がかかります。
また、親指や小指の付け根に余裕が多くあると、靴擦れやタコができる原因になります。
足幅と靴の幅がほどよくフィットするものを選びましょう。

 サイズの合う靴を選ぶ

靴選びの基本は、自分の足のサイズに合ったものを選びます。
一番長い指からかかとまでの長さより、1センチ程度余裕のあるサイズを選ぶとフィットしやすい
ようです。
余裕のあるサイズは歩きにくく、足の負担になるため避けた方が良いでしょう。

靴のメーカーやデザイン、素材によってもサイズは異なりますし、足の形は左右で違うので、
実際に店舗で必ず両足を入れ、試着します。
店内を少し歩いてフィット感を確認すると良いでしょう。

 かかとにフィットする靴を選ぶ

靴選びで忘れずにチェックしておきたいのは、かかとの部分です。
かかとを合わせて、つま先部分が1~1.5cm余っているのが適正サイズです。
カーブが浅いと、かかと上部での押さえが甘く、かかとが抜けやすくなり、カーブが深いと
上部がかかとに食い込む可能性があります。
浅くても深くても、最適ではありません。
かかとのカーブと靴のカーブが合っているか、足抜けしないかなど、購入前に試着をし、
フィット感を確かめましょう。

まとめ

足は、健康やメンタル、さらに人生に関わる大切な部分です。
これからの人生にも必要であり、履き続けるものだからこそ、靴の選び方はしっかりと
理解しておきたいですね!

正しく歩ける靴を選ぶことは、自分の足で健康に生きられる「健康寿命」を伸ばすことにも
つながります。
まずは興味を持って、おろそかにせずに、良い靴を選びましょう!

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