この記事では、さまざまな老人ホームについてご紹介します。
無料の老人ホームや、有料の老人ホームまで、幅広く書くので、これを参考にして、
老人ホームについて検討してみてください。
人生100年時代。
自分にあった老人ホームに入って、老後も楽しく過ごせると良いですね。
目次
リハビリを受けられる介護施設には、次のようなものがあります。
介護老人保健施設(老健、特別養護老人ホーム(特養、介護医療院、 有料老人ホーム)。
介護老人保健施設(老健)とは、介護を必要とする高齢者を対象に、在宅復帰や在宅療養を支援する
施設です。
介護保険が適用される公的な施設で、医療法人や社会福祉法人、地方公共団体などが運営しています。老健では、医師や看護師、作業療法士、理学療法士などの専門スタッフが、利用者一人ひとりの
状態や目標に合わせたサービスを提供します。
具体的には、次のようなサービスが受けられます。
看護・介護、リハビリテーション、栄養管理や食事、 入浴などの日常サービスです。
特別養護老人ホーム(特養)とは、介護保険制度に基づく公的な施設で、常時介護が必要な高齢者が入所できる介護老人福祉施設です。
入所者の在宅復帰を念頭に、入浴や排泄、食事などの日常生活の世話や、機能訓練、健康管理、
療養上の世話などのサービスを提供しています。
有料老人ホームとは、高齢者の心身の健康を保ち生活を安定させることを目的として、食事や介護、
家事、健康管理などのサービスを提供する施設です。
有料老人ホームには、介護付きや住宅型など複数の種類があり、入居者の状況やニーズに応じて
選択することができます。
種類ごとにサービス内容や料金も様々です。
介護保険法等を根拠に、長期的な医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者を対象とする、医療機能と
生活施設としての機能とを兼ね備えた施設です。
要介護者に対し、同一施設内で医療と介護を一体的に提供する点に特徴がある。
平成30年4月の介護保険法等の改正法施行により新たに法定化された施設です。
介護施設で受けられるリハビリには、次のようなものがあります。
理学療法士(PT)によるリハビリテーションとは、病気やけが、高齢、障害などによって運動機能が
低下した患者に対して、運動機能の維持や改善を目的としたリハビリテーションです。
基本的な動作の練習(寝返り、起き上がり、座り、プッシュアップ、トランスファー、
車いす操作など)
作業療法士は日常生活の作業遂行を支援するリハビリのプロです。
患者さんは、身体面での障害・アルコール依存症などの精神障害・脳性麻痺などの発達障害
・高次脳機能障害・認知症など老年期の障害などを持っている方など日常生活における作業遂行から
精神面まで幅広いです。
言語聴覚士は、話す、聞く、食べるなどの機能に障害がある人を対象に、リハビリテーションや
訓練、検査、助言、指導などの専門的サービスを提供する医療職です。
言語や聴覚、発声、発音、認知、嚥下などの機能を回復させるために、リハビリテーションや訓練、
検査、助言、指導などの専門的サービスを提供します。
生活リハビリとは、日常生活の動作(ADL)をリハビリと捉え、自立した生活を支援する介護です。
利用者の残存能力を最大限に活用し、日常生活そのものがリハビリになることを目指します。
生活リハビリには、次のような効果があります。
寝たきり防止、生活機能の維持・向上、 筋力や嚥下能力の低下を予防。
リハビリ内容と本人の体力。リハビリの内容によっては体への負荷がかかるため、本人の体力を
考えて選ぶことが大切です。
高齢者のリハビリは、「無理なくできる運動を行う」「目的・目標を明確にする」「体調を
考慮しながら行う」の3つのポイントに注意して行う必要があります。
施設見学は大切です。スタッフの表情やリハビリテーション室の雰囲気、施設の清潔感、
他職種との関係性、患者さんへの対応などを確認しましょう。
リハビリの種類や目的も大切です。
病院や施設によって行われているリハビリの種類や目的は異なります。
希望するサービスやリハビリが一つでも多く受けられるところを優先しましょう。
高齢者総合相談センターは、都道府県に1ヵ所ずつ設置されている高齢者の相談窓口で、
「シルバー110番」とも呼ばれています。
高齢者の健康や介護、年金、就労など、総合的な問題に対して情報提供などを行っています。
また、老人ホーム紹介センターは、老人ホームを探す人と入居者を募集する施設のマッチングを
促進する事業者で、利用は基本無料です。
いかがでしたか?
今回は、老人ホームについてご紹介しました。
自分にあった老人ホームを探すことは大切です。
老後をどのように過ごすかを、今から考えることも大切ではないでしょうか。