令和5年もいよいよ師走に入り、中旬を過ぎると年越しの準備で気忙しい日々が続きます。
今年も元気に年越しを迎えましょう。
冬に摂りたい、体を温める食材と言えば「生姜」や「ネギ」です。
今回はその両方をふんだんに使用したお鍋をご紹介いたします。
「生姜と長ネギのしゃぶしゃぶ」
【材料】
生姜80g、長ネギ2本、豚バラまたはロースしゃぶしゃぶ用200g
白出汁100cc、水1ml、ポン酢適量
【作り方】
①長ネギは斜め薄切り、生姜は皮をむき細く千切りにする。
②お鍋に水と白出汁を入れて火にかけ、生姜を加える。
③生姜にやや火が通ったら、長ネギと豚肉を一緒に②にくぐらせ火を通す。
④豚肉で長ネギと生姜を包むようにして取り出し、ポン酢をつけて召し上がる。
*出てきたアクは取り除いてください。
*長ネギは一度に鍋に入れず、面倒でも毎回、豚肉一緒に入れて
しゃきしゃき感があるうちに召し上がることをお勧めいたします。
*生姜の食感が気になる方は、すりおろしても良いです。
*〆は、生姜・長ネギ・豚の旨味がでた出汁と「蕎麦」が合います。
[生姜の効能]
毛穴を開き発散させ、気血の巡りをよくすることから、血行促進へつながります。その他、胃腸を整える働きや殺菌作用もあるとされています。
[年越しそばの由来]
諸説ありますが、蕎麦は胃腸の停滞物を除くことから、その年の汚れを取り去るために大晦日に食べるようになったそうです。
国際中医薬膳管理師 桑原祐美
薬膳のプロフェッショナル「国際中医薬膳管理師」の資格を活かし、リエイの介護事業の薬膳監修を始め、薬膳料理教室「花凛」の主宰、北京中医薬大学日本校の登録機関として活動されています。教室には口コミにて千葉・東京・埼玉などから生徒が集まり、料理を教えるだけでなく、薬膳アドバイザーや中医薬膳指導員を多く育てています。