養護老人ホームとは?特徴や特養との違いまでわかりやすく解説!

2023.06.15
  • 介護の豆知識

今記事ではこれから施設を利用しようと考えている方へ向けて養護老人ホームと 特別養護老人ホームとの違いを分かり易く掘り下げて行きたいと思いますので施設選びの際に 参考になればと思います。

ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

 養護老人ホームとは?

養護老人ホームの特徴は、身体的、精神的、環境的、経済的など様々な理由があり自宅で生活する事ができない 高齢者を受け入れて社会復帰を目指す入所施設となっています。

その中でも特に経済的に困窮している高齢者を受け入れる施設となっており介護施設と言う扱いでは無いのが大きな特徴です。

 養護老人ホームのサービス内容

主に、日々の食事や健康面のサポート、自立、社会復帰に向けてのサポートを受けることができます。

この他にも経済面での相談や機能訓練、レクリエーションなどが行われることもあります。 ただ、前述した通り、介護サービスは受けられないので生活するための基本的なサービスのみの提供となりますので注意が必要です。

しかしながら2005年度に法律の改正があり外部の介護サービス提供事業者と委託契約を結ぶことにより介護保険の居宅サービスを 利用することが可能になり通常の介護サービスを受けることも可能となりました。

 特別養護老人ホームとの違いは?

この2種類の施設の大きな違いは、目的にあります。

特養は「介護・生活支援」が目的です。そのため特養は介護保険サービスに分類されるため 様々な介護サービスを受ける事が可能となります。

一方、養護老人ホームの目的は「高齢者の養護」となります。これは前述した通り居宅で生活するのが困難な高齢者を養護し 社会復帰への支援を行う事です。

そのため介護保険サービスには分類されず、委託契約を結んだ事業所を間に入れなければ 介護サービスを受ける事ができなくなるのです。

しかしながら居室タイプなどには大きな違いもなく入居一時金も必要がないのが共通点となります。

 養護老人ホームの費用

費用は前年度の収入によって決定されます。

概ね1ヶ月の費用は0〜14万円とされています。

施設の利用にかかる費用は月額利用料のみとされ入所時の一時金は必要ありません。

収入から社会保険料、医療費などを控除した金額が施設利用費となり生活保護法などが適用されている場合は 利用料が減額、または免除となります。

収入が150万円未満だった場合は81,100円が施設利用料となり、27万円未満であれば施設利用料が0円とされています。

逆に収入が150万円以上だった場合は各自治体の定めた計算式によって利用料が決定されますので、一度問い合わせてみるのも良いのかもしれません。

 養護老人ホームのメリット・デメリット

メリットとして大きく上げれるのは低額利用ができる事ではないでしょうか?

入居一時金も不要ですので、様々な経済的困難を抱えていても利用しやすいと言えます。

また、養護老人ホームにも夜間職員が常駐しているので緊急時にも対応してもらいやすいのも大きなメリットとなります。

デメリットは入居には市区町村の審査がある事です。市区町村が調査を実施し必要性が認められた場合のみ措置と言う形で入所が決まります。

また、長期入居ができないことも挙げられます。

利用中に要介護度が重くなってしまった場合は退去して別の施設に移らなければならいと言ったことも ありますので注意が必要です。

 まとめ

ここまで如何でしたか?

養護老人ほーむと特別養護老人ホームとの違いがお分かり頂けたでしょうか?

言葉は似ているものの中身はかなり違った両施設の特徴について紹介させて頂きました。

これから施設利用を考えている方へ少しでも参考になればと思っています。 最後まで読んで頂きありがとうございました。

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