hiromi先生のワンポイント薬膳「5月」~筍~

2022.05.02
  • 薬膳コラム

4~5月は春の味覚の代表である「筍」が美味しい季節です。

この時期に出回る種類は「孟宗竹」です。

「竹の子」と「筍」どちらもたけのこと読みますが、竹と旬を組み合わせた「筍」は

10日ほどで竹になってしまう成長の早さが由来です。

さて、筍の性質と効能ですが、甘味/寒性の性質を持ち

食物繊維が豊富のため便秘解消、咳や痰を鎮めたり、解毒作用に胃熱を鎮め

むくみ予防などの効果があります。

ただ、繊維質が多いことから胃、十二指腸潰瘍や肝硬変、慢性下痢症、

皮膚アレルギーのある方は控えてください。

アクが強いため、米ぬかで下茹でしてから使用します。

料理は筍ご飯、天ぷら、土佐煮等が代表的ですが、最も理想的な調理法は若竹煮です。

筍は不溶性食物繊維が多く、ワカメは水溶性食物繊維が多いことから

一緒に摂取することでバランスが良くなります。

美味しいからといって摂りすぎると、結石を起こしやすいという欠点があるので

大豆製品と一緒に摂るのも良いですね。

【筍の選び方】

小ぶりでずっしり重いもの

根元にイボイボが少ないもの

穂先が黄色いもの

おめでたい時に使う「松竹梅」の由来をご存じですか。

諸説あるようですが、中国の「歳寒三友」から来ているという説で

松は一年中緑を保つことから「持久力」

竹は真っ直ぐに伸び、その成長の早さから「成長力」

梅は寒い冬に一番先に花を咲かせることから「生命力」

といった意味を持つようです。

国際中医薬膳管理師 桑原祐美
薬膳のプロフェッショナル「国際中医薬膳管理師」の資格を活かし、リエイの介護事業の薬膳監修を始め、薬膳料理教室「花凛」の主宰、北京中医薬大学日本校の登録機関として活動されています。教室には口コミにて千葉・東京・埼玉などから生徒が集まり、料理を教えるだけでなく、薬膳アドバイザーや中医薬膳指導員を多く育てています。

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